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堺白鷺JSC|大阪府堺市のサッカーチーム

試合結果

2024年02月03日(土) U8①A 森崎浩司杯inとどろみグランド

ロゴ堺白鷺 U8

  • 堺白鷺 U8
  • 0
  • VS
  • BASARA HYOGO
  • 9

BASARA HYOGO

1回戦12分ハーフ

  • 前半5,6,7,9,10、後半1,2,9,10 相手

ロゴ堺白鷺 U8

  • 堺白鷺 U8
  • 3
  • VS
  • 高石中央B
  • 7

高石中央B

負け2回戦12分ハーフ

  • 前4 ゆいと
  • 前5,7,9,11 相手
  • 後1 ミツキ
  • 後4 テツ
  • 後6,7,12 相手

ロゴ堺白鷺 U8

  • 堺白鷺 U8
  • 6
  • VS
  • 白鷺②B
  • 1

白鷺②B

負け負け3回戦(7,8位決定戦)12分ハーフ

  • 前1 リノン
  • 後1 ユイト
  • 後6 リノン
  • 後6 テツ ミツキ
  • 後8 ミツキ テツ
  • 後8 テツ

ロゴ堺白鷺 U8

  • 堺白鷺 U8
  • 1
  • VS
  • 青英
  • 5

青英

トレーニングマッチ12分ハーフ

  • 前3 テツ
  • 前12 相手
  • 後2,4,7,8 相手

フォトギャラリー

スタッフコメント

コーチ:新間

結果:3戦1勝2敗(TM1敗)8チーム中7位

今日は遠方の遠征で朝も早めの出発、更にU7,8混成で初メンバーも何人かいて、落ち着かない感じの雰囲気の一日になりました。

そんな中、レベルの高い強豪相手とは言え、今日はなかなかやりきれないプレーが多く、試合にも勝てませんでした。

原因は…体力差と言うより基礎的な技術の差かな?!それが少しずつ点差に現れてしまったのかなと思いました。びっくりする程の差では無いと思いますが、ちょっとしたことの積み重ねではないかと思います。今日より明日へ!頑張っていきましょう!
*「サッカーの基礎って何?!」について詳細を後談のコラムに纏めてみました。興味のある方は読んでみて下さい。

今日も朝早くから子供を送り出して頂いた保護者の方々、慣れない場所への送迎をして下さった方々、そして現地まで応援に来て頂いた方に感謝です。
また、大会主催者や、その他様々な準備をいつもして頂いている方々にも本当に感謝です。
(森崎浩司さんを探す心の余裕が無かった…)

ありがとうございましたm(_ _)m





コラム「サッカーの基礎って何?!」

1.はじめに
どんなスポーツでも、園児や幼児から我が子に運動をさせる目的は「体力作り」や「人間関係を豊かにする」などもあると思いますが、それ以外にも当然「そのスポーツの基本技術を早いうちから身につけさせたいっ!」と思う方もいるのでは無いでしょうか。

しかし、そもそも基礎って何?と言うのは真面目に考えてしまうと結構難しい問題で、スポーツも勉強も、人それぞれ「基礎」の定義が違うわけで、何に対する基礎を求めているか?なんて考え始めると様々な選択肢が出て来てしまうから、正解がら分かりにくくなり、そこがまた面白いとも言えます。

*日本人として、人間としての基礎って何?と言う教育論についても日本ではなかなか論評されることが少なく、教師や学校に丸投げ、各家庭の方針だから…、と論じること自体がタブー視される傾向にありますからね…。それは良くない…。

本当は大人も子供も、色んな意見を言い合える環境づくりが必要であって、当然個人への誹謗中傷や相手の意見を批判するのは御法度。
将来同じことに悩むであろう後世の日本人へ、この議論の土台になれば良いかな〜?!と思ってこのコラムを書いています。


さあ話は戻って、サッカーの基礎の話ですが、少し例を挙げて考えてみましょう。



2.良くある「サッカーの基礎って何?」論争の事例
◆その1.「サッカーは走るのと周りを見るのどっちが大事」論争
例えば、今日の子供達を見て、私は、
・焦らずボールを大事に扱うこと
・相手を揺さぶる(フェイント)アクション
・ボールを貰いに行くメンタル
が必要であると感じました。

サッカーは、下手でスピードが無くても、いかに落ち着いて出来るかが大事です。焦って「前へ前へ!」「もっと早く!」とやるよりは、自分のペースでも思い通りに体を動かせれば、意外とボールは取られないものです。

例えば、こんな観点で「サッカーの基本」を捉えることはあると思います。そうなると「走力やボールタッチやキックの強さ」だけではなく「周りを見て思い通りに体を動かすこと」が大事だとなります。
実際に今のサッカー論評者の方々には「体の動かない少年時代は、あまり色々なテクニックにこだわらず、体がよく動く様になってくる中高生からそれをやれば良い。」「少年少女時代は『見て考えて動く』ことを徹底的に叩き込むべきだ!」と言うことを強く主張される方も、沢山いるわけです。


◆その2.「サッカーの個人スキルは、どの技術を先に身につければ1番効率良く上手くなれるの?!」論争

また、もう少し具体的なプレーの中身についても考えてみましょう。例えば、サッカーで最も重要な技術の一つに「体の向き」があります。

これは、簡単に言えば「前向きでボールを貰おう!」と言うことです。後ろからくるボールを下がりながら貰う時であっても、半身でトラップすれば、いきなり前を向いてプレーすることが出来ます。

こんな細かいことをわざわざ小学生に教えるんか?サッカーやってれば自然に分かることやろ?と昔は私も思いましたが、サッカーのエッセンスを突き詰めて考え、それを言語化して早いうちに教えておく方が良い、と考えるのも一つの選択肢になります。


◆その3.「何も考えさせなくても気付いたら上手くなってる鉄板のマニュアルを作って教えろ!」論争

そしてまた、下記の様にサッカーの動き方をマニュアルとして作ってしまい、それを繰り返して教えると言う指導をする方もいます。


原則…常に前向きで貰うことを意識し動く
①まず外に広がる。
→②相手が近くにいて無理なら下がる。
→③マークが着いて来たら裏を狙う!
→④更にマークが着いて来たら2,3歩味方に近づいてポストプレーで落とす(そのままダイヤゴナルラン:対角線)
→⑤ポストプレーはせずに中のスペースに入る(カットイン)
→⑥逆サイドは裏を狙う!
→⑦逆サイドが上がらないならドリブルだ!


3.まとめ
例えば、上記様な3つの考え方を持つサッカー論評者がいて、それを横で見ている方は「何でもいいから勝たせてあげてくれ!」「細かいことはいいから、朝サッカー行って、疲れて帰ってきてくれば良いやないか!」など、否定される方もいるでしょう。

でも、こうした基礎的なところの積み重ねが、実際に子供たちのサッカーの試合の中に起こっていることなのだと思います。サッカーに熱を入れ過ぎると視野が狭くなることもありますが、一旦マニアックな迄にのめり込んでから、また視野を広げて全体を見る。そのプロセスがサッカー以外の事にも応用できる人間力につながると思っています。

そして何より忘れてはいけないのが、「サッカーの基礎って何だ?!」と考える経験自体が人間力を高める事であって、それはサッカーを体験できる場がここにあるからであります。


「乳児の時は手を離さず、幼児の時は目を離さず、思春期には心を離さず」

親が子供達に出来ることは限られていますが、基礎って何?あとの応用は子供達に委ねよう!と考えて、大人達も力を合わせて、それぞれの立ち位置で頑張りましょう。

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