DRAW2024年06月08日(土) U12　全日リーグ②

監督：竹村

全日リーグ２戦目
更に高みで戦う為、今回の試合から新たなフォーメーションを採用し挑んだ戦い。
公式戦で初めて行う試みはやるかやらないか監督としても悩んだが、今後を考えると
少しでも早い段階から挑戦した方がいいと判断し実行。
守備の部分ではまだまだ課題が見えたが攻撃面では狙い通り様々なパターンを作る事ができ、確かな手ごたえは掴めた。

しかしスコアは０-０。
勝てた試合やったよな。と思ってるだけの選手は絶対に成長しない。
なんとも思っていない選手も同じ。
今回は内容よりもフィニッシュ精度の事を伝えたい。
上手い選手と凄い選手は＝ではない。その違いはなに？
リフティングが上手い、ドリブルが上手い、ディフェンスが上手い、キックが上手い
また、凄い足が速い、凄い体が大きい、凄いキックが蹴れる。
上手いと凄いの単純な違いはこれくらいかな？
どっちが必要？どっちが本当にいい選手？
答えはそれだけではない。

結局全部が上手くても凄くてもサッカーは点を取って守るスポーツ。
ボールを使って魅せる。がサッカーではない。
会場中が沸き上がるほどのえげつないシュートでもコロコロシュートでも決まれば１点。
点を取れなければ、得点に繋がらなければ意味がない。
自分が決めてやろう！絶対に決める！と思ってはいたと思う。
ただ、意地になればなるほど上手くはいかない。（状況が見えなくなる）
冷静な状況、その瞬間の情報とイメージがいい準備に繋がり良いプレーに繋がる。

８人全員ドリブルで抜いてもいいプレーではない。
パスを難しい間を通しても味方に繋がらなければ良いプレーではない。
見えないぐらい強いシュートを打っても良いプレーではない。
結局いいプレーとは何か。
状況にあったプレーが出来て成功するかどうかやと思う。
ようはその瞬間瞬間でしっかりと判断、イメージし
簡単に決めれる所は決める。
簡単にパスを通す。
簡単にボールを奪う。
難しい事をやって成功確率を下げるよりも、確実に行える選手の方が良い選手であり、上手い選手。
海外や日本代表のスーパーなプレーを簡単に観れるようになって真似る事はいいが、
見た目ばかり意識しても成長はしない。
今回の試合は最後まで体を張って守っていた相手の選手たちの方が良い選手と言える。

普段から１つ１つのプレーに想いを込めて取組みましょう！
残りの試合全勝しないと上には行けない。
この状況を突破出来れば間違いなく成長、良い選手に近づけます。
１人１人が成長出来るように頑張りましょう！